五右衛門風呂の沸かし方と入り方

作成日時: 2023年10月6日 17:19 最終更新日時: 2023年10月6日 18:06

マニュアル動画

1 貯水

栓をしっかり閉めて、満水にします。(⚠️焚く前に必ず満水にしてください)

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最初は浴槽の1/2程度までしか水が入りません。 (満杯にすると、お湯が沸くまで時間がかかり、入浴時に水があふれて無駄になります)。

五右衛門風呂は、お湯が沸いても火を消すことができない(消してはいけない)ので、入浴前に水を足して温度調節をします。

そのため、最初は水を少なめにするのがコツです。

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2 着火

角材を三角形に組みます。 着火剤を角材の間に置き、着火剤に火をつけます。
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薪を追加します。

最初は4本程度の薪を使い、その後火が強くなったら浴槽の水温を確認しながら、必要に応じて薪を追加します。

最終的に使う薪の本数は8本程度です(外気温によって変わります)。

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⚠️ 火力が足りないと思ったときは薪を足しましょう。

火力が弱まったら、火吹き棒で空気を送って火力を調節します。

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薪に火をつけてから1〜2時間で入浴に適した温度になります。(五右衛門風呂が「ほどよい温かさ」になったら入浴可能です)。

扉はしっかり閉め、給気口(扉の小窓)を開けてください(⚠️扉を閉めないと、お湯が沸騰します)。

3 入浴前の準備と入浴

浴槽に入る際は、金床を浴槽の底に沈めます。(金床を入れ忘れると大やけどします)。

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火は完全に消えず(消せず)、その後もどんどん熱くなります。 時々水を足してください。

このようにして、顔を洗ったり、頭を洗ったり、どんどん熱くなるお湯を使います。

ふたをしたままにしておけば(薪の状態や外気温にもよりますが)朝までお湯は温かいままです。

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窓を閉めると、火は完全に消えます。 (小窓を開けた写真に差し替え)。

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⚠️ 入浴後は浴槽の栓を開けたままにしてください。

浴槽の水を抜かないでください。(浴槽を傷めたり、底板が溶けたりする可能性があります)。